awasa 1st delivery









こんにちは、TFの鈴木です。





今日は、昨日入荷しましたawasaに付いて。





以前に受注会を行った際にも書きましたが、、”awasa”は女性デザイナーが1人、また小生がディレクションや営業を務める、、、2名と少数のチームです。







今日は、作った側の人間として"ココ"を見てほしい!という希望多めで解説していこうと思います。







そんでもって着用写真も載せて、、の予定でしたが、、、昨日晩からまさかの高熱。



着用は岡本さんにバトンを渡して撮ってもらいます、、。







紹介は昨日のウチに書いていましたので、ご一読いただけたらと思います。





awasa : Be prepared × awasa "SPN" ジップジャケット / ¥60,500-




@beprepared2016 とのコラボレーション。




これまでTFで取り扱って来たブランドではありますが、それとは別物。







きっかけは、去年の3月に出張で行った北陸地方の機屋(生地を織る事を生業にした人)で見せてもらった古い生地見本。







都市部からは遠く離れた、福井県の山奥。山と田んぼしか無い中にポツンとある工場。

ご高齢のお父さんがお1人で数十年間かけて作った生地見本は圧巻でした。







ただ、あくまでも見本は見本。

な訳で、、生地の在庫なんてものありません。







ゼロ(糸)から作らないといけないので、始めたばかりの我々にとっては少々リスキーではありました、、。

(古い物なので、当時依頼していた加工屋が廃業していたり、同じ物が作れる保証もありませんし、作った服が売れなければ在庫を抱えることになります)







ですが、良すぎて感動してしまったので、、見本をベースに作り上げたのがこのブルゾンの生地です。




そんな、注目していただきたい素材ですが、経糸に先染めのポリエステル、緯糸にナイロンモノフィラメント(テニスラケットのガットの細い版みたいなイメージ)とシルクを紡いだ糸を掛け合わせ、独特の反発と鈍い光沢、凹凸のあるシルクネップが出てくる仕上がりに。










少々トラブルもあり、生地を作るのに半年近くかかりました、、。







全然、アビエイター・ジャケットっぽくないんですが、、サイズバランスは私物のフライトジャケット。




「ここはこんなバランス」「ここはこうしたい」とデザイナーと私の希望を目の前に座る小林さんと、パタンナーさんに投げつけ、、非常に"センス良く"仕上げていただきました。










流石の一言。







春先にバサっとTシャツの上に着ていただけたらと思います。
















awasa : スーピマエイジングコットン クルーネック スウェット / ¥30,800-




いわゆるスウェットの代表格とも言える"あの形"が僕自身あまり似合わないので、、、別の角度からのアプローチが出来ないかという企画です。

1960年代にアメリカで製造されていたスウェットが元ネタです。

全体的なバランスはそこから取っていますが、着丈とリブはやや短め、身幅、肩幅は広めのバランス、おまけにネックはギュンと詰めてます。

和歌山にある丸編み工場にお願いし、エイジング加工を施したピマ綿(双糸)で編みたてた裏毛。程よい厚みとハリを持ちながら、柔らかさと光沢のある仕上がりを目標にしています。




エイジング加工ですが、、綿をゆっくり“熟成”させ、摘み立てに近い風合いへ戻す工程で「熟成加工」なんて呼ばれたりします。







1度形にしてから、"超"凄腕の加工屋に頼み込んで、生地特有の滑らかな手触りと加工によるビンテージライクな質感が共存した1着です。

糸、生地、製品の全てに"技術"が詰め込まれた、年中着られる裏毛が完成しました。










スウェットはどう頑張ってもハンガー面は普通に見えてしまうので、、着てみて良さを感じでください。
















awasa : コットンシルク 2P Tシャツ / ¥16,500-





NYのストリートスナップを見ていると、ジャケットの下にTシャツ一枚で颯爽と歩く女性をよく見かけます。

そこから1枚で着ても、インナーとして着ても快適なTシャツを目指して製作しました。





初めはオーガニックコットンで試作していましたが、、ストリート感がまあ出ない。



着心地の良いTシャツ。







そんな⁡中で出会ったのが、日本でも有数の絹織物の産地である福井県にて、紡績から製織、縫製、加工と出来上がる全ての工程を一貫して出来る工場。



HPなんてものはありませんので、青年会?的な所に記載してあった電話番号からローラー作戦。





やっとの思いでアポイントを取り、そこからコットン/シルクの生地を製織しました。



自分はネットに入れて洗っています、、が、一度間違えて乾燥機かけてしまったので、最早どっちでも良いかなと、、。



それよりも、シルク混の心地良さと程よく詰まったネック。





シャツの襟元からチラッと覗く好きなバランスです。









awasa : ウールシルク テーラードジャケット / ¥66,000-

awasa : ウールシルク ワンタックトラウザーズ / ¥44,000-





そもそも、休みの日にセットアップを着ます?



という所が入り口。



結論から言えば私は結構着るので、、ラインナップとしては是非とも欲しかったアイテム。

⁡Tシャツ、シャツ、スウェットにサッと合わせるだけで"それなり"に見せてくれて、何にも考えなくて良いなんて都合の良いアイテムは他にありません。





ただ、完全"day off"仕様です。





“素材の良さを最大限に活かすシルエット”を課題にしたセットアップでして、程よく生地に動きが出るように、ジャケットはざっくり、スラックスは細過ぎないテーパード。





楽なんですけど、美しく見える。

そんな依頼をして、パターンを起こしています。





やっぱり理想は、「春先 ~ 初夏」「晩夏 ~ 晩秋」と一年を通してなるべく1つのアイテムで過ごしたい。

(秋冬になると、シーズンの素材が欲しくなるのは分かってますが、、)

⁡⁡

⁡ 初めは夏用なので、ウールトロを考えていたんですが、、動きが柔らかすぎてあまり好きな感じに仕上がりませんでした、、。



そこで今回の素材。

経糸はウール 2/80、緯糸はウール 1/54 & シルク 2/210 を交互に織った平織り素材。



少しだけシルクを混ぜて、軽さ、ハリ、光沢感を合わせ持った良い仕上がりに。

日本でも有数の毛織物の産地である尾州にて製作をしています。



⁡夏でも着られるので、Tシャツ+ビーサンスタイルが理想です。





まあ、、ただ、休日にセットアップは着ないんですかね、、?

あまりオーダー付きませんでした笑



















今回は計5型。





このラインナップに+明日にはソックスも追加予定ですので、是非そちらも。







週末にオンライン掲載予定ですので、、どうしても、、と言う方はそちらから。





ただ、一度見て、着てもらった方が伝わるんじゃ無いかな?と思っています。





まだ、スタートしたばかりのブランドではありますが、皆様のお眼鏡にかなうことを願うばかりです。







週末は両日店頭にいる予定でしたが、、、果たして体調は戻るのでしょうか?


















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皆様のご来店を心よりお待ちしております。




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