2026.5.9
こんにちは、TFの鈴木です。
今週より推しているKaILIのメッシュ。
気候も後押しするように、初夏の気持ちいい季節になってきました。
改めて思うんですが、KaILIのプロダクトって“なんか変”なんです。(失礼)
ただ、変なんだけど、ちゃんとしていていいんです。
そこがすごいなと思っていて。
最近のバッグって、“機能性”か“ファッション性”か、どちらかに寄っていることが多いじゃ無いですか。
それが買ってもらう上の分かりやすさとして必要なのも、もちろん理解はしています。
でもKaILIは、そのどっちでもない。
かと言って、中庸でもない。
どこか違和感がある。
でも、その違和感にちゃんと意味がある。
デザイナーの山内さん自身は、意味の無いというか、無駄なことも嫌いじゃ無いとは思うんですが(たぶん)、、、だからこそ棲み分けができているというか。
アウトドア由来のディテールなのに普段の生活に馴染むとか、
小さく見えるのにちゃんと入るとか、
トートなのにショルダーの方がしっくりくるとか。
普通なら“矛盾”で終わるところを、ちゃんと“使いやすさ”まで持っていくという。
だから使っていると、ちょっと考えるんですよね。
「なんでこれ、こんなに調子いいんだろう」って。
そもそも僕自身が、、手ぶらであるのならそれに越したことは無いと思っている人間なので、、、バッグって、本来そのくらいの存在感でいいと思っていて。
自然に使っているんですけど、どこか引っかかる様な。
そのバランスの方が、僕は今っぽいなと思いますし、楽しいので好きです。
あと、KaILIの面白いところは、作家性が強いのにちゃんと日用品であること。
福岡の工房で製作から修理まで一貫しているのもあって、プロダクトとしてちゃんと完結している。
この「思想」と「道具感」の距離が、すごくいいブランドだなと思っています。
音楽でも映画でもカルチャーにしても、ちょっと違和感が残るものって、あとからジワジワ効いてくるじゃないですか。
たぶん、それに近い感覚です。
普段から、音楽や映画、まあ、、服以外のカルチャーも含めて、芸術性のあるものを楽しんでいる方がTFのお客様、ひいてはこのBlogの読者には多いと思いますので、こういうのが刺さるんだと思っています。
と、、、、ここまで”バランス”の話を散々しておいてあれですが、今日はイタリアから”道具感”満載の秘蔵っ子が届く予定です。
まあ、それはそれなので、、これもバランス良く取り入れていただけたら。