そうだ、カシミヤを着よう
こんにちは、TFの鈴木です。
3連休最終日。
世間では紅葉シーズンということもあり、そのエリアは賑わっているそうですが、、熊問題もあり観光客の数が激減しているなんてニュースを読みました。
熊にも悪気があるわけでは無いでしょうが、、熊が出るエリアの方からしたらたまったもんでも無いでしょうし、難しい問題です。(私の実家近くでも出ているらしいです)
熊革を使ったアイテムなんてのも作れたりしないんでしょうかね、、、とかここ最近は頭をよぎっております。
今年の漢字は、、”熊”でしょうか、、。
さて、11月に入りまして、そんな行楽シーズンにももちろん、「冬がはじまるよ」を聴きながら気温が下がるのを楽しみにしている御仁に向けてカシミヤのシーズンがやって参りました。
既に完売しているカシミヤもありますが、11月に幾つか入荷がありますので、今日はその一つを。
yonetomi : RIGID CASHMERE GARMENT DYED SWEATER P/O / ¥53,900-
日常で気兼ねなく着られて、着込むほどに身体に馴染んでくる、デニムのようなカシミヤセーター。
それ様に開発された、強燃のカシミヤ糸を贅沢に使用し、時間をかけて緻密に編み込むことで、カシミヤセーターのイメージを覆す、硬く丈夫な風合いを実現したのが米富の”リジットカシミヤ”。
言うなれば、生のカシミヤ。
これは過去にもTFでやっていたのでご存じの方も多いかもしれません。
糸感?生地感?質感?は去ることながら、シルエットも秀逸で、ハリのある生地を活かして、ヴィンテージスウェットのようなデザインに落とし込んでいます。
(年に一回くらい展開しているwave cottonのTF別注シリーズはこれを元にしています)
なんですが、、今年はそれをオーバーダイ(製品染め)したシリーズが登場しておりました。
TFではそちらのみをピックアップ。
水通しをしていないリジッドカシミヤに比べるとすでに柔らかいので、カシミヤに求める”心地よさ”も担保されております。
そもそも、水通しをしているので、リジットではない気もしますが、、、、それは商品名というか、製造工程的なアレなので、、、流しましょうか。
どうであれ、製品染めしてあるので、より着こんでいくごとに風合い、味が増していく一着。
ニットで、そんなことある?ってのがこのシリーズの面白いところ。
極限まで度詰めで編み込んだリッチな重量感はそのままに、自然な落ち感のある風合いのあるニット。
質が良いのは当たり前で、長く、同じ(ような)ものを着ていきたい派の方にオススメのカシミヤです。
yonetomi : SUPER MERINO CASHMERE P/L / ¥41,800-
yonetomi : SUPER MERINO CASHMERE P/O <TURTLE> / ¥41,800-
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
まさに洋服業界(流行とかトレンドとかそういう意味合いで)もそんな所でございまして、「ノームコア・ファッション」「没個性」なんて騒がれて、それに準じた服が激増した10年前と、現代は大きく異なりまして、どこかファッションを追い求めている様なところがあります。
どちらも否定するものではありませんので悪しからず。
そんな時代を経験してきた方がお客様として多い(と思っている)TFでは、当時のままでは無いにしても、どこかリアリストな一面を強く感じる部分があったりします。
洋服で個性を表現しようと躍起になっていた10代~20代に比べて、そういう格好の方が精神的にかなり楽になる。そう経験してきた方が多いから分かる部分もあるのかなと。
かと言ってファッションを捨てた訳では無いから難しくもあり、楽しくもある、、、という感じです。
そんな方々(我々)にとっては”ちょうど良い”ニットをご用意いたしました。
2種のウールとカシミヤを使い、両素材の良いとこ取りをしたこだわりの紡毛糸ニット。
普段使いに最適な面をしながらも、きちんと高級感もある。
薄はりガラスくらいに雑魚なハート(肌)を持った私でも着られるので、そこはご安心くださいと言える。
オーストラリア産メリノウールベースのニット。
「クルーはピンからキリまで持ってる」
という方も多いと思うので、ポロとタートルの2種にて。
おっと開店の時間になりそうなので、着用画像やオンラインの掲載は休み明けに。
店頭には並んでおりますので、”ちょうど良いニット”をお探しの方はぜひ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。