Style sample ③
こんにちは、TFの鈴木です。
もうすぐ12月。
今月に入り、アウターやニットなど冬に向けてのアイテムが大分旅立ってしまいましたが、まだまだオススメがある(と言うよりも悩んでいる方が多い)と言うことで、11月最後の週末に向けてスタイリング特集です。
サイズ感や使い勝手(コーディネートなど)に関しては、インスタのDMや電話を頂けたら。
AURALEE : SUPER FINE WOOL MOSSER CHESTERFIELD COAT
awasa : 5-pocket tapered denim
O- : FINGERLESS GLOVE
AURALEEのダブルチェスターを羽織って、休日の街へふらっと出る。
平日の張りつめた空気じゃなくて、ちょっと緩んだ都会のリズム。
そんなテンションにこのロングコートはちょうどいい。
上質、上品だけど気取りすぎない、肩の力が抜けた落ち感。
予定を詰め込んでいない日の大人の余裕を、そのまま形にしたような佇まい。
ただ、店頭で若い方がルーズなデニムに合わせて購入されていく様を見ていると、年代関係無くハマっているコートだなと思う。(それはそれで凄くカッコ良い)
中にはO-のメリノウールフーディー。
休日って、意外と“リラックスに見えてちゃんと見える”が結構大事(年齢的にも)で、ただのパーカーだと気が抜けすぎてしまう瞬間があるけれど、ウールになるだけで街との相性が一気に良くなる。
コーヒーを買って、公園のベンチでひと息つく(ってしてみたい)。
その時の写真を撮られても困らないくらいの、ちょうどいい都会の脱力感(されてみたい)。
昨日も出てましたが、指ぬきのグローブもそれ。
ちゃんと防寒性も利便性も担保した余裕感。
(オンラインは今日上がる予定です)
UNUSEDのVネックモヘアニットは、午前中の柔らかい光と相性が良すぎる。
平日のシャープな直線で構成されたビルの街ではなく、土日だけ少しゆっくり動く街の空気に、毛足の揺れ方が馴染む。まあ、、僕らは平日休みの方が多いので、余計にそう思う訳です。周りの大人は大半がスーツですし、、。
Vネックの少しゆるい開きが、休日の“余白のある精神状態”をそのまま映している気がする。
タートルでも、モックでも、シャツでも、、下に何か入れたい気持ち。
下はawasaのブラックデニム。
気を使わずに穿けるのに、黒の品がちゃんと街を歩く顔になってくれる。
“特別感はいらないけど、締まりは欲しい”という大人特有の矛盾を自然に解決してくれる。
歩きやすくて、どこに寄り道しても馴染む。
古本屋でも、ミッドタウンの地下で買い物しても馴染む。
そんな黒。
のイメージ。
元々90’sのミニマルな印象を今風にしたようなデザインなのでよりハマる気がします。
当時の服は今の気分にはコンパクト過ぎますし。(あとボディーに対しても)
全体としては、“休日だからこそ都会のテンションをほんの少しだけ緩めたスタイル”。
そんなこと言ってますが、五本木(まあまあローカルな街)でそれなので、日本全国どこでもハマります。
普段より歩くスピードが半歩だけ遅くなるような、そんな空気をまとった冬の休日の装い。
頑張ってるわけじゃないけど、ダラけてもいない。
ちゃんとしていないようで、ちゃんとしている
そんな日があっても良いかなと思うとロングコート一択です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。