STYLING SAMPLE #2
こんにちは。
toffの鈴木です。
さて、昨日のSTYLING SAMPLE #1に引き続き意気込んで…といきたい所ですが、恥ずかしながら今までの人生の中で"スニーカー"という文化にそこまで拘りも無く生きてきたので、
「〇〇と比べてここが良い!」「名作〇〇を彷彿とさせる…!」
の様な謳い文句が全く出てきません…。(洋服屋として少々OUTな気がしますが...)
なので今回は、スニーカーフリークでは無い人間としてのオススメをご紹介出来ればと思います。
先ず初めに履いて思ったのですが、スニーカーという枠組みに留めておくには少々勿体ないレベルの靴だと言う事。
”ワンピース”と言う名前の通り甲部分には1枚革を使いハギ目がない仕様、ホールカットの革靴なんかに近い靴の様に感じます。
ホールカットは言わばシンプルの極みの革靴。
本来であれば、全くと言っていいほど装飾や継ぎ目がなく、革一枚の表情と造形美が非常に際立つ靴なのですが、それに近いが故に、甲部分の"パンチング"や"Freelock Shoe Lacing System"が異常なまでに際立ち良いアクセントになっています。
ptarmigan : "Tim" lux one-piece / ¥30,000 + TAX-
柔らかいシボ革、フリーロックシステム、クッション性を高めたvibramソールによって足が包み込まれる…そんな表現が正しいかなと思います。
僕が靴を選ぶ際に、昔からの悩みの種でもある「重度の甲高、幅広」。難なく履く事が出来ました…。
見た感じはスッキリとした縦長のフォルムではありますが、多くの方が快適に履いていただけるのでは無いでしょうか?
CREDIT
COMESANDGOES : ROLL KNIT / ¥ 8,200 + TAX-
BuddyOptical : Sorbonne / ¥23,000 + TAX-
Monsieur Coquelicot : T-SHIRTS / ¥8,000 +TAX-
WESTOVERALLS : 803W / ¥19,000 + TAX-
WESTOVERALLS : WEST'S PAISLEY BANDANA / ¥2,000 + TAX-
レザーのアッパー、スッキリとしたフォルムは上品な印象なので、ワイドパンツ、ロゴTEEといったラフになりがちな洋服と合わせたいです。
普段は襟付きの服を着てカッチリした雰囲気が好みではありますが、休日ともなると楽な方へ、楽な方へ…となってしまいがちなので、足元を変えるだけでもかなり上品にまとまりそうです。
色使いもblackもしくはwhiteのみなので、割となんでも使い回しが効きそうですし、他のアイテムで色を差し込んでも邪魔する事なく履ける感じもオススメなポイントです。
「シーズンの変わり目はいつで、何から買えば…」なんて声をよく耳にしますが、リアルタイムで使えるアイテムですし、今お持ちの服との組み合わせを悩んだり、靴を軸にこれから買う服を悩んだり、夏の果てと共に楽しまれてみてはいかがでしょうか?
【 toff instagram 】では裏企画として同じスニーカーを使ったスタイリングで岡本さんが登場しておりますので、併せてご覧ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。